hiroohiのメモ

はてななのでITやスタートアップ周りの話(ほとんどが自分への備忘録だけど)を書いています。

Mac OS X Mavericks(10.9)でe-Tax確定申告の際のTips

以前、リクルートMTLで人気記事だった(笑)Macでのe-Taxメモをこちらで再開しようと思います。 今回は、カレントOSの10.9 Mavericksでe-Taxはできるのか!?です。

参考までに過去はこちら:

ココ2年ほど、e-Tax側がMacに全然対応する気が見られなかったこともあり、VMwareWindowsXP環境があったのでひよってそちらでe-taxしていたのですが、諸事情により今手元にあるのはMavericksのみ。もう逃げられません。

オフィシャルには10.8まで!

e-Taxをご利用になる場合の事前準備等:平成25年分 確定申告特集

によると、Macの対応OSは10.6-10.8まで。相変わらず一年遅い…ということですんなり行かなさそうです。

Mavericksの環境構築は(多分)10.8と同じでOK

大きく2点はまりました。

Java実行環境のセキュリティ

デフォルトのJavaのセキュリティ設定では、e-Tax関連のアプリが動きません。

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こんなことを言われる。 これを回避するには、「システム環境設定」>「Java」>「セキュリティ」で、セキュリティレベルを「中」にすればOKです。アプリ実行時に確認画面が出てきて実行が選べるようになります。

カードが認識しない!

Macintoshをご利用の方 : 公的個人認証サービス ポータルサイト

を見ながら環境を整えてもなかなかカード内の証明書にアクセスできず苦労しましたが、その原因は 10.7から削除されたSmart Card Servicesをインストールしなければならなかったからでした。 プロジェクトのサイト

installers – SmartCard Services

にいくと、今回の旅で初めてMavericksの文字が!!! 各OSごとにインストーラが別になっているので、Mavericksのをダウンロード。インストーラをダブルクリックで実行した後、念のため再起動。 再起動後、「JPKI利用者ソフト」で動作確認。ようやく証明書の中身を読むことができました!

まとめ

いろいろはまったものの結果的には、隅々まで読めば書いてあることだらけでした。 しかし相変わらず情報が散乱してて整理されてないですね……